夕立
神戸の川で突然の増水があって犠牲者が出た日、私は出張のために琵琶湖岸を湖北から大津方面へ向かって車で走っておりました。職場を出た時点で激しい雷雨でしたが、南へ向かえば天気も回復するかなっ?とお気楽に出発…。しか~し、長浜を過ぎても、彦根を過ぎても雨あしは衰えず。ようやく青空が見えたのが近江八幡のあたり…ところが琵琶湖上空から追いかけてきた積乱雲のスピードは車より速く、草津の「みずの森公園」近くのパーキングで蓮を見て休憩している頃にはすっかり追いつかれてしまったのでした~。(涙)
結局、出張先の滋賀県立近代美術館まで3時間もかかった…。(^^;)
使用機材:40D+EF70-200mm F4L IS USM+シグマ 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM
今日もご愛顧感謝です…ぽちっ。
雷 ゴロゴロピカピカ
(まともに立っていられないほどのすごい突風に一斉に翻る「みずの森公園」の蓮の葉)
情け容赦 ないみたいだ
(突風におののいて一旦車へ逃げかけた蓮撮りのカメラおやぢ達…シャッターチャンスとばかりに舞い戻って連写っ!私も連写っ…笑)
誰もが 一目散へと どこかへ走る
(大粒の雨がバラバラと降ってきたので私は車に乗って戦線離脱…。)
カエルはうれし泣きをしている
(突風にウサギが走り、ざわめき立つ湖面。水の色が変わってます。)
洗濯物が 濡れるから 女は ひきつった顔で
(おおっ、大津の西の方は盛大に降ってます~。)
わめきまわる ころびまわる
(うりゃっ!ワイパー最速っ!)
男はどうしたことかと 立ちつくすだけ
(ワ、ワイパーが効かんっ!)
空の水がぜんぶ落ちてる Ahー 夕立ちだ
(バイクのそこの人っ!頼むからこけんといておくれよ~。)
計画は全部中止だ 楽しみはみんな忘れろ
(文化ゾーンの中の池に注ぐ小川。駐車場から美術館まで歩く間に、至近距離に落雷ありっ!傘を投げ捨てること3度。光ってから捨てても遅いって…。)
ウソじゃないぞ 夕立だぞ
(美術館の屋根の様子…まるで滝ですな。流れ落ちる大量の水に言葉無し。)
家に居て黙っているんだ
(駐輪場で雨宿り。やっと一息つけました~。)
夏が終わるまで
(ほんとに土砂降りですな。ピントが景色にあわん!)
君のこともずっとおあずけ
(帰り道、安土町「大中の干拓」で見た倒れた茅。)
『夕立』 作詞:井上陽水/作曲:井上陽水/編曲:星勝 (1974年)
by senbei-s
| 2008-08-02 00:18
| 自然